お取り寄せの達人のオススメ!
菅井かおるさん(食と暮らしを楽しむ!「美食手帖」主宰)
マスカルポーネと老舗が作る特注あんこが相性抜群!もっちり食感のリッチなあんぱん
今年の夏軽井沢方面に旅行することになり、「軽井沢のある長野県といえば…牛乳パン!」と思ってリサーチしていたとき、こちらのパンに出会いました。「あんマスカルポーネ」という名前のパンで、牛乳パンとサンドイッチが看板商品の「SANCH(サンチ)」さんの商品です。
長野県のおいしさをサンチ(産地)から届けてくれる、地産地消がモットーの、本店が長野市内にあるお店です。佐久市や安曇野市内にも店舗があります。
コロンとしたマッシュルームみたいにかわいいフォルムに、餡とマスカルポーネクリームのコンビネーションがあまりにおいしそうだったので、旅行まで待ちきれなくて、旅行前にお取り寄せしてしまいました。
冷凍便で届く「あんマスカルポーネ」は、あたたかみのある黄色のボックスに個包装されて入っています。一つ一つ、職人さんの手によって丁寧につくられています。食べる前に冷蔵庫に移して、2~3時間解凍すると食べごろです。
ティラミスなどに使われるマスカルポーネチーズは、クセがなくて食べやすいチーズです。「あんマスカルポーネ」は、マスカルポーネを使ったホイップクリームを餡の上にたっぷりと重ね、パン生地で包んでいます。パン生地は、長野県産の小麦粉と小布施町のオブセ牛乳を配合した、もっちり食感のリッチな生地です。
以前オブセ牛乳を飲んだことがありますが、さらりとした後口でコクと甘みがあって、牛乳が苦手な方もおいしく飲めると思います。
中に包まれている餡は、明治37年(1904年)から続く長野市の老舗「宮下製あん所」に特注した、こだわりのこし餡です。北海道産小豆100%の極上のこし餡は、小豆のおいしさが凝縮されています。
しっとりしていてなめらかな口あたりのこし餡の甘みと、マスカルポーネのクリーミーでコクのある味わいは、抜群の相性。ぎっしり詰まった餡と、マスカルポーネのクリームのバランスがお見事です。
食べたらきっと、誰もがとりこになるおいしさ。濃い目のコーヒーや紅茶と合わせると、パンのおいしさが一層引き立ち、極上の癒し時間を過ごせると思います。
しっかりしたボックスに入っているので、プレゼントにもおすすめです。
菅井かおるさん(食と暮らしを楽しむ!「美食手帖」主宰)
埼玉県出身東京都在住、高校生と中学生のママ。大学在学中より華道・池坊(師範免許取得)、茶道・裏千家を学ぶ。金融機関退社後ジャパンホームベーキングスクール、辻クッキングスクール、長沼静きもの学院等で学ぶ。数年前にプリザーブドフラワー&生花アレンジメントのディプロマを取得。「食を楽しむことが生活を楽しむことにつながる」がモットー。調理師免許を持つ母の影響もあり、歳を重ねるごとに食への執着は増すばかり…
[ウェブサイト] 美食手帖