桂の木ばうむ
奥出雲前綿屋

たなべ森の鶏舎の「ままたまごばうむ　はーどM」のモニター審査をさせていただきます。

外箱の大きさは横24cm、縦19cm、高さ12cm程度で、常温配送です。ままたまごばうむ自体の箱は縦横15cm、高さ11cm。左右と奥に緩衝材が入れてあり、動かないよう固定されていました。

箱は下側はオレンジ、蓋側は白色の配色。パッケージイラストも可愛いです。同封物は、取扱商品の載った小さいフライヤーがひとつ。

「ままたまごばうむ　はーど」はごつごつとしたタイプのバームクーヘンで、周りにはたっぷりの粉砂糖がまぶされています。

不規則な凸凹なので正確ではありませんが、直径は大体11cm、高さは10cmくらい。底に厚紙を敷いた状態で透明袋に入れられているので、持ち上げても崩れにくそうです。

封を開けると、豊かなバターの香りが広がりました。甘くて良い香りです。早速切り分けます。

はーど、というだけあって、包丁で切る時もちょっと弾力を感じました。目の細かい焼き菓子を切る時に出やすいくずは目立たず、綺麗に切れますが、凸凹部分がちょっとした拍子にいくつかぽろっととれてしまったので、少し注意が必要です。

層はそこまで多くなく、大体6層くらい。

切り分けると更にバターの香りが強く感じられました。材料一覧にアーモンドプードルの記載もあったので、それでしょうか、少し香ばしさも含んだ、なんとも言えない美味しそうな香りです。

表面は見た目のごつごつを裏切らず、硬めでさっくりとした食感。反して中はもちっとしていて、密度が高いです。

バウムクーヘンでもちっと、というのはとても珍しいと思うのですが、ままたまごばうむは小麦粉ではなく米粉を使用しているため、そのような食感に仕上がっているそうです。
表面の粉砂糖がすごく甘いのですが、生地自体は甘さよりも卵とバターの風味が強く感じられる素朴な味わいなので、丁度良いバランスを保っています。

さっくりもっちりの食感もとても良くて、結構大きめに切った一切れがすぐになくなり、もう一切れ……とついつい食べ進めてしまう美味しさでした。

バウムクーヘンは常温で日持ちもしますし、持ち運び時に崩れる心配も少なく、自由に切り分けられるので、自宅用にもギフトにも手土産にも最適。色んなシーンで利用したいと思う商品でした。